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形成外科

形成外科について

豊富な臨床経験に基づいた、
日本形成外科学会認定 形成外科専門医の外科治療

形成外科とは、主にからだの表面に生じた疾患やケガを治療する外科です。きずや傷跡、やけど、ほくろや皮膚のしこりを、手術を中心として治療します。

当クリニックでは、日本形成外科学会認定 形成外科専門医である院長が治療を行います。大学病院や総合病院の形成外科にて培った、豊富な臨床経験を活かし治療を行います。

日本形成外科学会認定 形成外科専門医とは

2年間の初期臨床研修終了後、形成外科領域全てに関して、定められた研修カリキュラムにより4年以上の専門医研修を修め、資格試験に合格し専門医として認定され、専門的な知識と診療技術を持ち、これらの領域に関して適切に対応する診療を行い、必要に応じて他領域の専門医と共同して治療を行う医師です。
日本形成外科学会HP

代表的な疾患

下記疾患以外の診療も行っております。
気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

  • すりきず、きりきず、やけど

    日常生活で最も多く遭遇する、外力により生じた皮膚・軟部組織損傷、いわゆる「すりきず(擦過創)」や「きりきず(切創、挫創)」、「やけど(熱傷)」ですが、初期治療がその後のきずあとの仕上がりを大きく左右します。専門医での治療をお勧めします。

  • すりきず

    道で転んだり、塀などにぶつかったりした際に皮膚がすりむけた状態です。その場合は、すぐに洗って、丁寧に消毒する必要があります。もしも、ごみが入った状態を放置してしまうと「外傷性刺青」といって治った後に跡が残ることもあるからです。
    ほとんどのケースでは自然に完治しますが、少しでも気になる点があればご相談ください。

  • きりきず

    受傷部位や深さによっては、神経や血管、腱の損傷を伴うこともあるため、受傷早期に受診が望ましいです。
    ※受診までの目安の時間として、一次縫合が可能な時間(ゴールデンタイムといいます)は、受傷後6~8時間以内とされます

  • やけど

    受傷した部位、大きさ、深さによっては、治ったきずあとが目立つことや、ケロイド(盛り上がって治ること)や拘縮(きずあとのひきつれ)などの後遺症を起こすこともありますので、注意が必要です。

  • きずあと、ケロイド

    ケガや手術をした後、傷口が治る過程で赤く盛り上がることがあります。このような反応は傷口が過剰に治癒する過程で生じ、「肥厚性瘢痕」と「ケロイド」に分かれます。
    「肥厚性瘢痕」は、赤い盛り上がりが元の傷より大きく超えることはなく、時間が経過すると自然に小さくなるのが特徴です。

    一方でケロイドは元の傷より大きくなり、時間が経過しても小さくなる徴候は見られません。どちらのケースも痛みや痒みを伴うこともあり、治療が難しいのも特徴です。当クリニックでは患者様のお肌の状態に合わせて、注射、塗り薬の塗布、圧迫治療、手術などを組み合わせて対応いたします。

  • 巻き爪(陥入爪)

    歩き方に癖があったり、爪の切り方に問題があったり、ハイヒールを着用することが多かったりすると巻き爪や陥入爪のリスクが高まります。巻き爪や陥入爪は爪の形が変わり、皮膚に爪が食いこむことで痛みや腫れを伴うのが特徴です。
    初めはわずかな違和感ですが、放置すると歩行時に激痛が生じるなど、日常生活に少なからぬ影響を与えることもあります。当クリニックでは、痛みや腫れを抑える手術や自費診療の巻き爪ワイヤーの作製など、症例に応じてさまざまな治療法をご提案可能です。

  • ほくろ、できもの、その他皮膚腫瘍

    皮膚のできものをひとまとめにして皮膚腫瘍といいますが、「ほくろ」や「脂肪のかたまり」と呼ばれるものから、「皮膚ガン」と呼ばれる悪性腫瘍までいろいろあります。治療には悪性腫瘍かどうかの見極めが特に重要で、当クリニックではダーモスコピーといわれる拡大鏡で、必ず観察します。それでも良性と悪性の判別がつかないことも多く、必要に応じて一部分を切除して病理検査に出し、診断します。気になる皮膚のできものがございましたら、一度専門医の診察を受けることをお勧めします。

    ※レーザー機器など保険適用外の機械を利用した治療は自費診療となります。
    ※状態によっては、高度専門医療機関へご紹介することもあります。

  • 手術について

    手術はすべて部分麻酔を用いた日帰り手術です。腫瘍の大きさや手術の内容にもよりますが、基本的には手術翌日から洗顔、シャワー浴がOKです。術後問題なければ、5日~7日目に抜糸を行います。摘出した組織は、詳しい病理検査へ提出します。病理検査結果は、7日以上かかることもありますので、抜糸時に結果がそろっていない場合は、後日説明します。

  • ダウンタイム、副作用について

    傷あとは必ず残りますが、なるべく目立たない形にします。術後3ヵ月~半年くらいかけて少しずつ成熟した白い傷あとになります。その間、紫外線などの外的刺激が加わりますと、色素沈着が残存することもありますので、露光部や間擦部では遮光テープの併用などを推奨しています。

  • 腋臭症(わきが)、多汗症

    皮膚にある汗を分泌する汗腺は「アポクリン汗腺」と「エクリン汗腺」に分かれています。アポクリン汗腺は、腋の下に多く分布していて、脂質やタンパク質などが混じっています。そのため、汗が雑菌と混ざると、分解した時に強烈な臭いを発するのです。これがいわゆる腋臭症(わきが)です。
    次にエクリン汗腺は、体温を下げるために利用されます。多汗症とは、交感神経の過剰な反応によって、エクリン汗腺から必要以上に汗が分泌される状態です。当クリニックでは、皮弁法によるアポクリン汗腺の除去による腋臭症(わきが)治療、ボトックス治療による多汗症治療など症例に応じて様々な対応が可能です。

    どちらも保険適用の治療なので、お困りのことがあればいつでもご相談ください。

  • 手術について

    術後皮膚の下に血液がたまらないように、細いチューブ(ドレーンといいます)を挿入し、ガーゼを分厚く当てて圧迫します。そのため、術後数日ドレーンが抜けるまで通院が必要となります。(通院日数は個人差があります。)シャワー浴は、ドレーンが抜けた翌日から創部を濡らさないようにしてOKです。7日目に抜糸を行います。

  • ダウンタイム、副作用について

    ワキの比較的薄い皮膚の下に毛細血管が密集しているため、術後の出血や皮下血腫が合併症として存在します。そのため細いチューブ(ドレーンといいます)を挿入し、ガーゼを分厚く当てて圧迫することで予防します。また、その他合併症としては、わきの下の汗腺と同時にわきげの毛根の剪除も行うため、脱毛や減毛も生じます。

  • 陥没乳頭の治療

    乳頭が常に乳輪より奥へ引き込まれている状態を「陥没乳頭」と呼びます。美容トラブルでもありますが、より問題となるのが妊娠時です。妊娠時に陥没乳頭だと常に乳房が腫ったり、授乳ができなかったりするため早急に治療するようにしましょう。

    当クリニックでは、主に2つの治療法をご提案可能です。1つが乳頭を突出させて、再陥没を防ぐ方法。もう1つが妊婦さんが授乳できるように形態を整えることです。ただ、陥没乳頭は簡単な手術で改善できる例もあれば、手術でも改善が難しいケースもあるため、事前の検査で状況を的確に把握する必要があります。

  • 陥没乳頭の他、乳がん患者さまの乳房再建など
    女性のお悩みに寄り添います

    当クリニックでは、上記のような皮膚疾患、腋臭症、巻き爪などの治療に加えて難症例の乳房再建など、女性特有のお悩みに可能な限り対応いたします。問診・検査をしたうえで、より専門的な検査・治療が必要な場合は外部の医療機関に紹介状をお書きします。いま患者様が困っていることを全力で解決するために、お一人おひとりに合わせた治療方法をご提案し、スタッフ一同全力でサポートいたします。

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